「たまり」と「醤油だし」の旨みが絶妙な伊勢名物「伊勢うどん」。
伊勢うどんは、「参詣者に少しでも早く出せるように」という考えから生まれたシンプルなおうどんです。
小説にオドロオドロしく書かれたこのうどん、いったいどのようなものなのか・・・
ぜひ一度お召し上がりください。
伊勢うどんの歴史
この伊勢うどん、昔は素うどんと呼ばれ、古く江戸時代以前よりこの地の農民が、うどんに地みそから出来た「たまり」を少しかけ食べていたのに発し、その後かつお節などでだし汁を加え食べやすくしたのが「伊勢うどん屋」の始まりで約三六〇年前に浦田町橋本屋七代目、小倉小兵さんがうどん屋を開業したということです。
このように、伊勢うどんは元来土着の味ですが、伊勢を訪れる旅行者もその味に舌鼓を打ったといいます。中でもその昔古市にあった豆腐六(どぶろく)は外宮から内宮へ向かう道すがらこの店のうどんを食べて来た、というのが旅の土産話になる程評判のうどん屋でした。
その名高い伊勢うどんは、年配の方々には市川歌右エ門や市川雷蔵の机竜之介がなつかしい、中里介山の長編小説「大菩薩峠」にも登場します。それに依ると「豆腐六のうどんは雪のやうに白くて玉のやうに太い、それに墨のやうに黒い醤油を十滴ほどかけて食ふ。「このうどんを生きているうちに食わなければ、死んで閻魔に叱られる」と、土地の人に斯う云い噺されている名物」とあり、好きな人は五杯・六杯とたいらげたといいます。もちろん今でも味にこだわる伊勢の人にとってそれぞれひいきの店があることは言うまでもありません。
伊勢うどんの作り方
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沸騰したお湯に入れ、1分半~3分茹でます
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伊勢うどんを丼に移します。
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伊勢うどんのたれを薄めずそのまま入れます
【店主からの一言】
伊勢うどんを茹でるときは、たっぷりのお湯で茹でてください。お湯が少ないとうどんを入れたときに湯温が下がり、茹で時間が大幅に変わります。一度に2食以上茹でる場合も同様です。(茹で時間はお好みに応じて調節してください)
お召し上がりの前にタレと麺をかきまぜてください。
麺が残り少なくなったときに、タレがたくさん残っていますと、辛く感じることがあります。
賞味期限は製造日から90日!
まとめ買いでも安心です
伊勢うどんは柔らかいので、お子様にも好評です。
直射日光を避け、冷暗所で保存してください。
※たれのパッケージは予告なく変更する場合がございます。
【伊勢うどん】
原材料名 :小麦粉(三重県産)、食塩、酸味料
内容量 :220g
【伊勢うどんタレ】
原材料名 :たまりしょうゆ(国内製造)、砂糖、みりん、かつおぶし、にぼし、昆布/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素(一部に小麦・大豆を含む)
内容量 :30g
【栄養成分表示】
伊勢うどん 100g当たり
エネルギー135kcal たんぱく質3.3g 脂質0.5g 炭水化物29.4g 食塩相当量0.2g
伊勢うどんタレ 1食(30g)当たり
エネルギー38kcal たんぱく質2.2g 脂質0g 炭水化物7.3g 食塩相当量2.3g